女性ボーカリスト、MISIA(27)が東京ディズニーシーの開園5周年テーマソングを手掛けることが8日、分かった。7月12日発売の壮大なバラード曲「Sea of Dreams」で、ディズニーのテーマパークが日本人アーティストによって歌われるのは史上初。MISIAは何度もディズニーシーに足を運んで詞を書き上げ、夢と熱い思いを歌声に込めた。

 日本を代表する歌姫、MISIAと、世界中の子供たちをとりこにしてやまないディズニーとの夢コラボが今夏、実現。開園5周年を盛り上げるため、「夢と感動を伝えたい」との共通の思いを乗せて東京ディズニーシー(TDS)のテーマソングを完成させた。

 きっかけは、MISIAが昔からディズニーアニメが大好きで、東京ディズニーリゾート(TDR)にもよく訪れていたことをTDR側が伝え聞き、熱烈オファー。MISIAも「貴重で素晴らしいチャンス」と快諾し、TDR初のテーマソング作りに着手した。

 TDR側は本国のディズニーランドやユニバーサルスタジオを手掛けたテーマパーク音楽の第一人者、ジョン・カヴァーノ氏の作曲した「Sea of Dreams」を用意。大海原を思わせる壮大なメロディーを聴いたMISIAが、実際にTDSに足を運び、子供にも分かる言葉を選びながらイメージを膨らませ、詞を書き上げた。

 CDジャケットには、MISIAがミッキー・マウスと収まった写真を選び、ファンタジーあふれるデザインを施した。さらに、MISIAがプロメテウス火山やメディテレニアン・ハーバーなどの名所前で撮影した9種類のポストカードを制作。そのうちの3種類がアトランダムにCDに封入されることになった。

 MISIAは「TDSのショーを見た時、幸せ一杯のパワーに圧倒され、涙があふれてきました。人は喜びや幸せが実感できると頑張ることができる。ディズニーのエンターテインメントはその際たるもの。私の歌も人に幸せのパワーを伝えていくことが一番だと思い、とても共感したんです」と今回のコラボに賭ける熱い思いを吐露した。

 同曲は、7月14日から10カ月にわたってTDSで流れる。夏休みには、同所でMISIAの熱いパフォーマンスも期待できそうだ。




(サンケイスポーツ 06月09日 08時00分)

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