MISIA談到了最近連續發表的作品、以及一些心靈的感受。
「約束の翼」這首作品竟然跟收錄在ASCENSION專輯中的「TYO」有著關聯?
十周年的MISIA,邁向下一個階段將會以怎樣的方式呈現呢...

世界的に見て、今過酷な状況にある国や地域の方が、音楽のパワーが炸裂しているんです。

たとえば、言葉にいつの間にか“言霊(コトダマ)”が宿っていることを、ふと感じる瞬間があるのと同じように。今年でデビュー10周年を迎えるMISIAの紡ぐ音楽を聴いていると、歌詞もサウンドも、そして発する歌声も含めたすべての彼女の表現から、伝わるポジティブなエネルギーは、まさに“音霊”と呼びたいほどの真実となって、自然に体に染みわたっていく。ポジティブな視線から音楽を紡ぎ続けることで、受け手としての私たちだけでなく、発信者としてのMISIAの中にも、何かこの10年で変化があったのか…そう問うと、MISIAは顔じゅうにスマイルを浮かべながら、こう答えた。
MISIA:たぶん、音楽そのものが、そういうものだと思うんですよね。音楽って、そこにあるだけでパワーをくれるものですから。去年アフリカに行ったときにも感じたんですけど、世界的に見て、今過酷な状況にある国や地域の方が、音楽のパワーが炸裂しているんです。それはやっぱり、音楽が何かをくれるからだと思うんですよね。私自身、今でも音楽に様々なものを教わり続けています。

丁寧に積み重ねてきた、10年という礎の上に立つ今のMISIAは、そんな謙虚な気持ちゆえの音楽への情熱とともに、ここからまた歌い続けていく。その最初の一歩となる最新シングル「Yes Forever」は、“伝える”ことがモチーフ。表現者として、伝えることの役割や重要さについて、常に考え続けてきた彼女ならではの目線が、そこかしこに散りばめられたこの曲からは、相手を思いやることの大切さと、そこから生まれるコミュニケーションのかけがえのなさが、伝わってくる。シングルには、ミドル・テンポのオリジナル・バージョンとピアノやストリングスで、シンプルに歌を際立たせるバラード・バージョンの、2種類などを収録。普通はバラードの方が切なく響くものだが、MISIAはこれをあえて、“オリジナルを切なく、バラードは優しく”と作り分けた。
MISIA:コードも、アプローチも違うんですよ。それでオリジナル・バージョンのほうが、切なさが出てるんですよね。バラードのほうでは、永遠の愛情だったりとか、愛の中で感じる優しさなんかを、感じてもらえると思います。

ストリングスの奏者たちも、それぞれの個性を考えながら、バージョンごとに、別々の顔ぶれに頼んだと話す、MISIA。確かに、同じモチーフを同じ人が歌っていても、これほど雰囲気に違いが出るという事実には、改めて驚かされる。聴けば聴くほど、想いを“伝え続ける”という一つの行為には、そこに、時には底知れぬ優しさが宿り、また時には、その行為そのものに、メランコリックな切なさが宿るという、ただぼんやりと生きているだけでは気付かなかった様々な目線の存在に、ハッとしてしまう。もちろん、同じ歌詞でも、その声の雰囲気で、きちんとバージョンごとに込めた想いを体現してみせる、MISIAならではの実力は、もはや言うまでもないだろう。

夢という目的地があって、そこに向かって飛び立った人は、たどりつけなくてもちゃんと違う場所にたどりつける

このシングル「Yes Forever」のリリースから、約1か月後となる今月末には、映画『僕の彼女はサイボーグ』の主題歌でもある「約束の翼」のシングル発売が控えている。ダンサブルなものからポップな曲まで、様々な横顔の歌を、この10年間に紡いできたMISIAだが、この曲は、まさに彼女にしか歌えない王道バラードの系譜を、さらに発展させたものだ。
MISIA:次に行こう、っていう感覚がこの曲から伝わればいいかなと思いますね。この曲は、決断とか、旅立ちがテーマなんですよ。

実はこの曲、アルバム『ASCENSION』に収録されていて、ファンにはおなじみの「TYO」と、ひそやかなリンクを持つ曲だと、MISIAは教えてくれた。
MISIA:この「約束の翼」は、目的地がわかっている人の歌なんですよね。夢という目的地があって、そこに向かって飛び立った人は、たどりつけなくても、ちゃんと違う場所にたどりつける…つまり、答えが見つかるっていう歌なんですね。その一方で「TYO」は、目的地がないまま飛び立っちゃった人の歌で、目的地がないと迷っちゃうよっていう内容なんです。だから今回は、あそこに絶対たどり着くぞっていう想いを持った人にだけ、未来の翼、つまり約束の翼が生えてくるっていうメッセージがあるんですよ。

やっぱりそれは昔から、ライブなんですよ。いいミュージシャンのライブを見ると、勉強になりますね。

イントロの部分がフェンダー・ローズの音色ではじまる、このバラード。「フィリー・ソウル的なバラードなんですよね」と、MISIAは説明する。なるほど、ピアノやストリングスなどで、たおやかにはじまるバラードとはまた異なる、決断や旅立ちというテーマをしっかり伝えきるような、しなやかな中にある、強靭さと疾走感が新鮮なサウンドだ。

10年という区切りを迎え、MISIAはこの先へとさらに歩を進めていく。これまでと同様に、一歩一歩、丁寧に、心をこめて音楽を届けながら。音楽的な挑戦も欠かさない彼女に、今、刺激を一番感じるものについて、最後にきいてみた。
MISIA:やっぱりそれは昔から、ライブなんですよ。いいミュージシャンのライブを見ると、勉強になりますね。先日『EIGHTH WORLD』で「Dance Dance」という曲のギターを弾いてくださった、ワウ・ワウ・ワトソンのライブを見に行ったんですよ。マーヴィン・ゲイからマイケル・ジャクソン、最近はアリシア・キーズなんかもやっている、重鎮系な方なんですね。演奏がすごく深くて、エレキで出すワウってこんなに多彩なものなんだって、驚きました。「Dance Dance」のレコーディングもすごく刺激的でしたけど、ライブを見ると、また刺激的で。自分も、そういう存在でありたいと思いますね。
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